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ゴルフボールで 恐竜骨格を作り始めたキッカケ



 あれは何年前だったか・・・たまたま表面の割れていたゴルフボールを拾い「ゴルフボールの中身ってどうなってるのかな〜?」と皮を剥いてみたのが始まりでした。

 2ピースのゴルフボールの中身は硬いゴムで、またその中身が見たくて割ってみたところ、硬いのに何故かカッターでサクッと切れる、なんとも不思議なゴムでした。
 結局、中にはなにも入っていなくて、2ピースのゴルフボールは名前のとおり表皮と中身の二種類のゴムで出来ていました。

(注意:糸巻きボールの中心部には刺激性の液体が入っている場合があり、その液体は目などに入ると大変危険ですので、糸ゴム巻きボールは決して割らないでください)
 
 さて、せっかく取り出したゴムをどうしようかと考え、とても削りやすかったので何か彫刻でもしてみようとウサギを作りました。 確かそれが私がゴルフボールで作った最初の作品だったと思います。

・・・時が流れて・・・

 職場の人が持っていたBE-PALムックの「ネイチャーインテリア入門」という本に海洋堂の恐竜モデル(松村しのぶさんと荒木一成さんの原型)が載っていたのを見て、そのあまりにも自然な恐竜たちの姿に驚き、今まで自分の中に持っていた恐竜の姿とのギャップに衝撃を覚えました。

 
そして同時期に人に薦められて読んだ小説「ジュラシック・パーク」

とんでもなく面白い内容に夢中になりました。

続けざまに映画の公開!あのT.rexの登場シーンは鳥肌たった。


 恐竜関係の本を探していて見付けた「学研 恐竜学最前線」との出会いで、恐竜学の目覚ましい進歩と面白さを知り、

読者プレゼントに応募してブロンズ製のアロサウルス骨格が当選した事で私の恐竜熱に拍車がかかりました。


 恐竜にズッポリはまるには十分な要素が揃い、それ以来恐竜(古生物)が大好きになりました。そこで自分でも「何か恐竜を作ってみようかな」と考えた時に、削りやすくて細かな細工が出来、丈夫で硬い材料(ゴルフボール)の事を思い出しました(ロストボールなので材料代がかからないという利点もあります)。
 最初の頃はボール1個を使って小さな恐竜を作っていました。

 しかしイマイチ見栄えも良くないし、もうちょっとステップアップして骨格に挑戦!ということで学研の恐竜骨格図集のグレゴリー・ポール氏の描く恐竜の骨格4面図だけを頼りに作りはじめました。

使用する道具はデザインナイフのみ!父の仕事の関係で子供の頃からデザインナイフを使って消しゴム彫刻をよくやってた。そんなこともあって、道具はデザインナイフ以外思いつかなかった。
最初に作ったのはカルノタウルス


ボール1個で小さな作品も作っていた



 作品の数を重ねる度にだんだん細部まで彫れるようになり、仕上げ作業にルーター(電動工具)を購入してからは作業効率も向上し、クオリティもアップしたと思います。

ただ作品自体あまり大きくないので、各々の骨の形を正確に作るというよりも、「この動物はこんな感じに生きていたんじゃないか?」ということを生き生きとしたポーズで表現することがテーマです。

★管理人情報★
◆HN:K?REX
◆職業:サラリーマン(技術系)
◆好きな人:大山加奈(命)、ご存知!大泉洋、のん(能年玲奈)、クリント・イーストウッド、バナナマン(敬称略)
◆好きなもの:
【GAME】FINAL FANTASY XII、FINAL FANTASY VIII、METAL GEAR SOLID、鉄拳6
【COMICS】ジョジョの奇妙な冒険(第4〜7部)、スラムダンク、ジャバウォッキー、デッドマン・ワンダーランド
【TV】あまちゃん、踊る大捜査線、青い鳥
【MOVIE】続・夕陽のガンマン(てか、マカロニウエスタン全般)、ジュラシック・パーク、風の谷のナウシカ、七人の侍、ミツバチのささやき、STARWARS(EP4)、ブレイド2、etc...
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